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■「越智資行さん」(大三島) 2007年8月23日レポート


自然農法から自然環境の浄化を考える

<ご家族のご紹介>
越智資行さん(40歳)、奥様と三人の子供たちとの5人暮らしです。
自然農法の実践や地域の自然環境浄化活動で、自然の楽しさ、大切さを啓蒙しています。
島に移り住んで8年目、農家民宿で皆さんをもてなす事を考えています。

※越智さんご夫婦のお話から・・・

[移り住むまで]
以前から自然農法や環境問題に興味のあったご主人は、それまで勤めていた会社を辞めて就農準備学校に入学し農業について学びました。そして全国で自分の理想とする農業を実践するための場所を探しました。そんな時、ちょうどご主人のお父様の生家を購入する機会を得て大三島に移り住みました。ご主人が31歳の時でした。
(就農準備校:都市生活者で農業や農村生活への関心を持ち農村に住んで農業をやってみたい人に対して農業についての基本的な知識や技術を教える学校。大都市圏に働くサラリーマンでも無理のないスケジュールで学べ、将来の就農のための準備として役立つように、農林水産省の支援で開校した学校である。)

[奥様のお話]
サラリーマン時代は毎晩夜中の帰宅でした。家族ってなんだろうと考えていたとき、突然会社を退職して田舎暮らしをすることを夫から打ち明けられました。たいへんな驚きでした。まさか農産物を消費する側から生産する側になるとは思ってもいませんでした。(農業に興味にあることは知っていましたが、家庭菜園程度を考えていると思っていたので。)
ミニトマトの畑で田舎に対するイメージは、子供たちの小学校は各学年で2〜3名程度しかいないと思っていたし、病院もないのではないかと不安を抱いていました。来てみると子供たちも各学年20人程度いたので安心しました。都会では、子供がちょっとした病気にかかればすぐに小児科に通院していましたが、ここでは小児科が近くにないため、ちょっとした病気では通院しなくなりました。どうしても通院しなければならないときは、しまなみ海道を使って小児科に行きますが、交通費がかさむので困ります。

[自然農法と自然環境の浄化]
現在8反程の農地を耕作しており、野菜(約60種類)とみかん(3品種)、梅、米(自家用)を無農薬有機栽培しています。ニワトリも50羽ほど飼っていますが、もちろん放し飼いです。「自然の四季を食卓に」をスローガンに消費者の立場から農業に取り組んでいます。販売方法は、阪神及び東京方面の契約者に畑の作物の都合で配送日に収穫した野菜たちを箱詰めして宅配しています。「押し売りお任せパック」とはご主人の命名だそうです。
また、農業を通して地域と積極的に関わっており、地元の主婦を中心に有機野菜栽培グループ「家庭菜園」を組織して、有機野菜を集荷し販売しています。その他、みかん農家3名で「大三島自然農法柑橘グループ」を組織して、みかんジュースを販売しています。
放し飼いの鶏たちと地域では、島の環境浄化活動を行う「大三島愛ランド自然倶楽部」を組織したり、「大三島自然探検隊」で島の動植物を調べ、写真などで島民やしまなみ海道を訪れる人々に島の自然を紹介しています。平成18年は野鳥を、平成19年は野草を調べています。次は昆虫に挑戦するそうです。
ご主人曰く「自然農法の実践や地域での活動は、自然環境の楽しさ、大切さを知っていただく手段だと思っている。」とのことです。
また、田舎暮らしをするためには、地域の中に入り込み地域の行事に参加することが大切であるとのことです。

[将来]
農家民宿の開業を計画しているそうです。現在の住居は築約百年の古民家です。ここでなら田舎暮らしの風情を味わうことができるし、ご一家の暮らしに少しふれてみるのも楽しいだろうなと思いながら聞いていました。



〒794-1402 愛媛県今治市上浦町井口6497−1
TEL/FAX 0897−87−2640
Eメール ochi-vegetables@mud.biglobe.ne.jp

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