しまなみのお探しものは何ですか?
 
しまなみコンシェルジュのホームへ(ロゴ)
【協力】今治市役所、しまなみ海道各商工会、地元業者
泊まる(宿泊施設一覧)食べる(飲食店一覧)買う(お土産・お店一覧)遊ぶ(スポーツ施設や島体験一覧)観る(観光スポット、自然景観など)交通アクセス


会員登録(しまこん会員、ローカル会員)
会員ログイン(しまこん会員、ローカル会員)
しまなみ施設マップ
サイトマップ
お問い合わせ

しまなみライブカメラ
WEBカメラ設置場所MAP

すみちゃんのToday'sBlog


■「求 光章さん」(大島) 2007年8月23日レポート


子育てに絶好の環境で天然酵母のパンを焼き上げてます

<ご家族のご紹介>
求 光章さん(38歳)、奥様と二人の子供たちとの4人暮らしです。自給自足の田舎暮らしと理想とする子育ての環境を求めて移住しました。ワンちゃんとニワトリたちも元気に遊んでいます。こだわりのパンが評判です。

※求さんご夫婦のお話から・・・

[移り住むまで]
求さん家族が大島(今治市吉海町)にやって来たのは5年前です。神戸市出身のご夫婦は、自然に囲まれた自給自足の生活に憧れを持っていました。ご主人は、西宮市で野菜卸の会社に勤務していましたが、同僚がパン工房を開くことになり誘われて海南市(和歌山県)に移り住みました。そこでは現在生業としているパン職人としての技術を身につけました。同時にフランスの田舎風エントランス憧れていた田舎暮らしも体験しました。しかし、そこには美しい山と川はありましたが海がなかったのです。最初は海への思いでご主人のご両親の出身地である九州地方を考えていましたが、和歌山からほど近い四国でも候補地を探しました。なかなか条件に合うところが見つかりませんでしたが、たまたま覗いた不動産会社のホームページで現在の物件を見つけました。現地に赴き不動産会社の方に島のことをいろいろと教えてもらい、周辺の自然環境も気に入り移住を決意しました。

[リフォームとパン工房を開くまで]
当初は安い家賃の借家を考えていました。しかし出会った物件が購入という条件であったことと、比較的安価で購入できたことから思い切って土地と建物を購入しました。自分たちの住みよいようにリフォームが始まりました。ご主人は大工の心得があります。町内で建築廃材を譲り受けながらマイペースな家づくりは現在も継続中です。
自然の中のパン工房ところで、移り住んだ当初はリフォームなどに追われて食事の仕度もままならない時期がありました。そんな時、近所の人がおかずを差し入れてくれました。そんなふれ合いから少しずつ近所とのお付き合いも始まりました。今でもいろいろとお世話になっています。
ご主人は、仕事に対するこだわりはあまり持たない人、むしろ生き方にこだわる人(奥様談)です。これまでもいろいろなお仕事に就かれていますが、ここに住み始めた当初も勤めに出ていました。しかし自分の自由な時間を持つことが難しく、理想とする生き方ができにくいという思いから以前身に付けたパン職人としての技術を活かしてパン工房を始めました。もちろんご夫婦なりのこだわりがここでも発揮されるわけです。食材は自然で安全な人に優しいものを使い、天然酵母で熟成させたパン生地を手作り釜で焼き上げます。その味は評判を呼んでファンが増え続けています。店名のペイザンは、フランス語の「農夫」を意味します。パンの取り寄せ方法などの詳しいことは、ペイザンのホームページを覗いてください。

[子育てと仲間たち]
ご夫婦には小学5年生、4年生の二人の息子さんがいます。田舎暮らしの大切な目的に理想の子育てがありました。この土地は自然環境がよく、子育てにはよいところです。島の子供たちも純粋で素朴です。この地に永住するかはわからないけれど、子供たちを転校させたくないので当分の間はここでがんばるとのことです。ちなみに最近飼い始めたニワトリの世話は子供たちの担当です。
お店の片隅でしまなみ海道で結ばれている大島や大三島にはご夫婦の仲間がたくさんいます。友人が友人を紹介する形で輪が広がりました。時々集まってはいろいろな話題で盛り上がるそうです。個々の生き方を認め合うとても大切な仲間たちです。

[将来]
将来は、ピザを焼いたりしてランチも楽しめるお店にする計画があります。お店の裏山を越えると現れる美しい海岸線を眺めながらランチを楽しめる日も間近でしょうか。
ご主人曰く、“本人たちの生き方さえ明確に持っていれば、どこでも生活することはできる。夫婦が同じ価値観、同じ生き方ができることが大切である。”とのことです。
ご夫婦にとってはパンづくりやお店の経営は目的ではなくて、自然の中で自給自足をするという自分たちのライフスタイルを実現させるための手段なのです。

[しまなみ海道に一言]
野菜をつくり、ニワトリを飼い、魚を釣る(近所からの差し入れが頻繁で、最近はご無沙汰とか)という半自給自足の生活を行っているので、生活費は余りかからないけれど、来島海峡大橋の通行料金がもう少し安くならないかと思うことがあります。フェリーボートやバスも利用できるけど、夜間に遠来のお客さんを今治駅まで送迎するときなどは特にそう思ってしまいます。

人気のこだわりパン★パン屋 
〒794-2112
愛媛県今治市吉海町本庄(津倉)477
TEL/FAX 0897−84−4016
Eメール m_paysan@ybb.ne.jp
ホームページ http://www.q-paysan.com

【しまコン情報】
求さんご夫婦がお世話になった島の不動産屋さん
有限会社 八塚企画 
〒794-2110 愛媛県今治市吉海町八幡133番地2
TEL/FAX 0897−84−4451
Eメール yatuzuka488@yahoo.co.jp
ホームページ http://www.geocities.jp/yatuzukakikaku/

掲載店舗・施設一覧 >>
Copyright (C) 2007 Shimanami-Concierge. All Rights Reserved.